開催のごあいさつ

 サンシャインクリエイション2020 Autumnにご参加いただき、ありがとうございます。前回延期の影響で8月・9月と2ヶ月連続での開催となりましたが、今回も400を超えるサークルさんにご参加いただくことができました。みなさんのご協力もあり、大きなトラブルなく前回2020 Summerを開催することができました。今回も様々な制約がある中での開催となりますが、引き続きのご協力をよろしくお願いします。
 今回もイベント内でプチオンリーが6つ開催されます。不確実性が大きく、運営コストも高い状況の中、サークルさんが自らオンリーを立ち上げることも難しいと思います。少しでもサンクリというプラットフォームが、みなさんのお役に立てると幸いです。

 まず、クラウドファンディング「Ceration: Re-Creation」へご支援を頂いた方、ありがとうございました。「池袋発の同人誌即売会を未来の参加者に届ける」ことを目指した今回、ご支援をいただいた方は240人、総額は目標の100万円を超えて2,914,000円となりました。同人誌即売会としては初めてに近い試みでもあり、開催規模の限定や開催経費の増加が読みきれない中、かなり悩んで設定した目標ではありましたが、いただいたお金を継続に資する打ち手に使っていきたいと思います。

 前回の2020Summer当日、想定の範囲ではありましたが、予想以上の参加者にご来場をいただきました。スペースを周り、サークルさんと話す中で聞こえてきたのは「リアルの場」「ハレの日」の楽しさでした。マーケットやコミュニケーションという「機能」は、テクノロジーによって、デジタルによる代替性が高まってきています。速達性や検索性といった、デジタルのメリットが大きい側面もあります。それでもなお、人々が集まることにより生まれる熱狂、そこで思いがけないものに出会う偶然性といったものが、人々を魅了するのだと思っています。全体は部分の総和以上である、というのがシステム論の基本原理ですが、同人誌即売会の持つ個々の機能をつなぎあわせても、同じものはできないのでしょう。

 これを書いている時点では、COVID-19の新規感染者数は落ち着きを見せ、東京都が飲食店への営業時間短縮要請が撤廃され、政府によるイベント開催制限も緩和が検討されています。こうした状況を確認しつつも、会場であるサンシャインシティとも対話を継続し、クラウドファンディングでいただいた資金の一部を充て、今回の開催では下記のCOVID-19対策を追加することにしました。
 まずは、リストバンド型参加証購入時における混雑緩和です。今回は外部のプレイガイドを通じてチケットを事前販売し、その整理番号ごとに交換時間を定めて参加証を交換することにより、参加者の密集を未然に防げればと考えています。
 次に、サークルスペースに対する「ついたて」の配布です。前回いただいたご意見からは、自分のサークルの対策が十分であっても、隣接するサークルの方の体調が悪そうだったりすることに、不安を感じたという声も聞こえてきました。1本の机を2サークルが共有する形の中で、なかなか自分からついたてを設置しづらいというのも理解できますので、主催者として全サークルについたてを配布することにしました。
 そして、リストバンド型参加証の交換所やサークル入口における体温の測定です。前回は目安を示して自主的な取り組みをお願いしてきましたが、今回の開催では非接触の体温計を準備し、検温を行う予定です。
 以上のような対策を講じていきますが、一番重要なことはひとりひとりの参加者が「体調に不安があるなら休む」「状況に応じてマスクを着用する」ことだと思っています。朝のご自身での検温や体調チェックなどに十分に気をつけていただければと思います。

 いつコロナ禍が終息するのか、誰もはっきりと予想することはできません。同人誌文化の継続・発展を願うぼくたちにできることは、やるべきことに優先順位を付け、開催ごとに対策を進化させながら、新しい同人誌即売会の開催様式(ニュー・ノーマル)を見つけ、開催を続けることだと信じています。今回もどうぞよろしくお願いします!

クリエイション事務局一同

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